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2010年6月22日 (火)

賢厳禅師の伝承

近頃の選挙の流行りかなにか知らないが

志もない候補者が、できもしない公約ばかり掲げる

もっぱらこれにはこれまでの政治家にも責任があり

情熱・やる気・行動力などを武器に

若者根性ばかりを発揮しすぎる者や

有権者に媚びへつらうことばかりを重視する者らが

具体策を公言できずにいた結果、 

世論からは何もできないと見なされるので

しかたなくマニフェストという目に見えぬまぼろしを

活字でもって表すしか手段がないのであるが

それを求める我々国民にも十分責任があると思う

きれいごとを言うならば

政治はビジネスじゃあないし、そうであってはならない

確かに今や戦略なくして選挙を乗り切るのは難しい事情もわかるが

それ以前にけなし合い・批判戦であってならないわけで

ましてや 同じ政治家同士で

沿道でマイク持って、目くじら立てて

あいつは公約違反とかあいつはだめだとか言っているのは

ダイエットできない妻と禁煙できない夫が

互いに「やめろ」「やせろ」と言いあっているも同然である

思いついたような公約を掲げたり

一部に聞こえのいい支援だとか

はたまた政党選択なのか 個人選択なのか 

政党を選択しても派閥があってどうせ思うようにならないなら

いっそのこと目に見えない大志・理想を持っていて

ものの考え方のしっかりとした個人に

自分は一票を投ずる

このように思う今日この頃

皆様方におかれましては

臼杵祇園の御渡と投票日が重なる7/11には

祇園牛頭天王ことスサノオを勇める一番神輿を

毎年担当する市役所職員のみなさんが

投票所と祭りに分担し

まさに暑い暑い夏を乗り切るべく動いておりますので

何卒、国民であり、市民であることを忘れず

祭りにも投票にも参加していただくことをお願い申しあげまして

田舎の妖怪サークルのくせに

甚だ上から目線で恐縮ですが

そろそろ本題に入りますです・

賢厳禅師の伝承

今も話せる人がいるだろうかと安心ができない偉人の口伝・伝記・説話のひとつに多福寺3世賢厳禅悦和尚のことがあります

何故この「臼杵妖怪考」なるカテゴリに禅師の話を記載するかと不思議に思ってくださる方のため禅師の基礎知識を先に述べようと思います

その高名はいたって人の知るところで、俗に最も世に知られる禅師の寺職としての説話に以下の話があります。

愛媛県宇和島市「和霊神社」がある。昔、宇和島藩に山内清兵衛という忠義の家臣が藩政改革に関連して反対派から一家皆殺しにされた。以後、宇和島藩では地震、落雷、疫病などが続々と起こったため、清兵衛のたたりにちがいないということになり、その霊を祈祷したがおさまらないため、当時臼杵の住職であった賢巌和尚の名声を聞き、和尚を招いたところ、たちどころに霊がおさまったという。そこで清兵衛を伊達家の守り神として和霊神社を建立し、祀ったという。以来、藩政時代には「臼杵から誰かが行かなければお祭りが始められない」といわれたほど賢巌和尚の高徳が慕われたという。

この一件で賢厳禅師は臼杵だけでなく四国にまでセンセーショナルに名声を轟かせたわけですが、市内では門徒の方や一般の人の中にも禅師にちなんだ説話を聞くことがありました。つまり禅師による怪しげな話・奇談が伝えられているというのを知っていただきたいのであります

禅師が鎮南山の山庵に隠居してからの話で、小坊主とふたりで帰る途中、関ヶ原の時に臼杵の太田を攻めた中川が陣を組んだとう陣山を通りがかったところ、禅師が突然ぶつぶつとしゃべり出したので、驚いた小坊が問いかけると、お前には見えぬのか、ここで成仏できずに喘いでいる亡者の声が、といって小坊が見るがどこにもそのような様子もなかった、という話あがり、これをもって高僧にしか見えぬものがある、というようなエピソードを臼杵の人に浸透させ、あるいは庶民のほうから湧きだした逸話かもしれないけれど、また別の話で詳しくはわからないが、ある人が禅師の袖の中をのぞくと、地獄が写っていたという話があり威徳の重みを増すばかりでなく地獄や亡者といったキーワードが仏僧としての説明に繋がっているようにも感じるのであります。どうやら賢厳禅師は和霊様の一件で「偉大な和尚」というネームバリューを得ただけでなく、藩内の民衆にとって怨霊退治のヒーローとしての一面も抜きん出て幅広く浸透しているように思えます

どうか皆様方にはこのほかにも賢厳禅師のお話、または知っている方から聞いた話などございましたら、当会にご連絡いただきたくお願い申し上げます。

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